MyODBC 2.50 は、ODBC
        対応アプリケーションが MySQL に接続するための
        32 ビット ODBC 2.50 仕様レベル 0(レベル 1
        およびレベル 2
        の機能を含む)のドライバです。MyODBC
        は、Windows 9x/Me/NT/2000/XP およびほとんどの Unix
        プラットフォームで動作します。MyODBC
        3.51 は、ODBC 3.5x 仕様レベル 1(完全なコア API
        およびレベル 2
        の機能を含む)の拡張バージョンです。
      
        MyODBC は Open Source
        であり、http://www.mysql.com/downloads/api-myodbc.html
        で最新バージョンが公開されています。注意:
        2.50.x バージョンには LGPL
        ライセンスが適用され、3.51.x バージョンには
        GPL ライセンスが適用されます。
      
        MyODBC
        を使用して問題が発生する場合、それが OLEDB
        と連携して動作するプログラムであれば、OLEDB
        ドライバを試す必要があります。
      
        通常は、Windows マシンに MyODBC
        をインストールする必要があるだけです。Unix
        で MyODBC
        が必要になるのは、ColdFusion のように、Unix
        マシン上で動作しながら ODBC
        を使用してデータベースに接続するプログラムを実行する場合だけです。
      
        Unix マシンに MyODBC
        をインストールする場合は、ODBC
        マネージャも必要です。MyODBC
        は、ほとんどの Unix ODBC
        マネージャで動作することが知られています。
      
        Windows マシンに MyODBC
        をインストールするには、適切な
        MyODBC .zip
        ファイルをダウンロードし、WinZip
        などのプログラムで解凍して、SETUP.EXE
        ファイルを実行します。
      
        Windows/NT/XP マシンでは、MyODBC
        をインストールする際に以下のエラーが発生する可能性があります。
      
An error occurred while copying C:\WINDOWS\SYSTEM\MFC30.DLL. Restart Windows and try installing again (before running any applications which use ODBC)
        この場合の問題は、他の何らかのプログラムが
        ODBC を使用中であり、Windows
        の設計方針として、Microsoft の ODBC
        セットアッププログラムで新しい ODBC
        ドライバをインストールできない可能性があることです。ほとんどの場合、Ignore
        をクリックするだけで残りの MyODBC
        ファイルのコピーを続行することができ、インストールされたプログラムも正常に動作します。正常に動作しなかった場合の解決策としては、コンピュータを
        ``セーフモード'' でリブートし(リブート中に
        Windows が立ち上がる前に F8
        キーを押す)、MyODBC
        をインストールしてから、通常モードでリブートします。
      
            Unix マシンから Windows マシンに ODBC
            アプリケーション(MySQL
            を本来サポートしないアプリケーション)を使用して接続するには、まず
            Windows マシンに MyODBC
            をインストールする必要がある。
          
            ユーザおよび Windows マシンには、Unix
            マシン上の MySQL
            サーバへのアクセス権が必要である。このアクセス権を与えるには、GRANT
            コマンドを使用する。 See
            項4.4.1. 「GRANT および REVOKE の構文」。
          
以下の手順に従って、ODBC DSN エントリを作成する必要がある。
Windows マシンで [コントロールパネル] を開く。
[ODBC Data Sources 32-bit] アイコンをダブルクリックする。
[User DSN] タブをクリックする。
[Add] をクリックする。
[Create New Data Source] ダイアログボックスで [MySQL] を選択し、[Finish] をクリックする。
[MySQL Driver default configuration] ダイアログボックスが表示される。 See 項11.2.2. 「ODBC アドミニストレータのフィールドの設定方法」。
アプリケーションを起動して、ODBC アドミニストレータで指定した DSN と ODBC ドライバを選択する。
注意: MySQL の画面には上記以外にも設定オプション(トレース、接続時にプロンプトを表示しないなど)があり、問題が発生した場合に使用することができます。
This is a translation of the MySQL Reference Manual that can be found at dev.mysql.com. The original Reference Manual is in English, and this translation is not necessarily as up to date as the English version.

