6.5. RGB ノイズ...

6.5.1. 概観

図17.132 「RGBノイズ」フィルターの適用例

RGBノイズフィルターの適用例

元画像

RGBノイズフィルターの適用例

「RGBノイズ」フィルター適用後


RGB ノイズ フィルターは正規分布ノイズを活性レイヤーもしくはその選択範囲に加えます。 ノイズ発生の過程にRGB色モデルが利用されます。 (それぞれの画素について赤・緑・青のそれぞれのチャンネルでノイズを加えています。) 正規分布ということは、 ほとんどの画素にはちょっとだけノイズがかかり、 激しいノイズがかかる画素はほんの僅かになるといえます。 (例えばもし単色灰色で塗りつぶされた画像にこのフィルターを適用したら、 ヒストグラムの曲線が典型的な釣鐘形のガウス曲線に見えることでしょう。)

ノイズがとても自然に見える仕上がりになります。

このフィルターはインデックス化カラー画像では作動しません。

6.5.2. フィルターの呼び出し方

画像ウィンドウのメニューより フィルター → ノイズ → RGB ノイズ...

6.5.3. オプション

図17.133 「RGBノイズ」フィルターのオプション

RGBノイズフィルターのオプション

プレビュー

プレビュー オプションを有効にしておれば画像に実際にフィルターをかける前からダイアログ上で調節したとおりに即座に効果のようすが見て判るようになっています。

相関ノイズ

ノイズは相関化しなければ加算的に、 相関化すれば (speckle [斑点]ノイズでも知られたように) 乗算的になります。 このオプションを有効にするとすべてのチャンネルの値に正規分布の倍率が掛けられます。 なのでノイズは元のチャンネル値に依存します。 画素のチャンネル値が高ければノイズが大きく発生しますが、 暗い色 (低い値) の画素は暗いままになりがちです。

RGB 独立

このオプションが有効な場合はRGBの 3 つのスライダーを別個に調整できます。 無効にすると 赤、 緑、 青 のスライダーは同時に動き常に同じ値になります。 この場合相対的に等しいノイズが各画素のすべてのチャンネルに加わることになるため、 画素の色相はあまり変化しなくなります。

赤, 緑, 青, 透明度

赤、 緑、 青 の 3 つのスライダーとその隣の数値記入欄でチャンネルごとにノイズのレベルを 0.00 から 1.00 の範囲で設定できます。 透明度 チャンネルのスライダーはレイヤーにアルファチャンネルがあるときのみダイアログに現れます。 グレースケール画像でこのフィルターを呼び出したときは色のスライダーの代わりに グレー スライダーが現れます。

これらのスライダーは具体的にはノイズをつけるときの正規分布における標準偏差の値を設定しています。 使用される標準偏差は設定された値の半分です。 (値の範囲 1.00 がチャンネルでとりうる最高値から最低値までの幅に相当します。)